きのみきのまま

4歳の男の子のママ。子どもの食物アレルギーとアトピーをきっかけに食に関して学び始めました。

妊活女子にとって親戚の集まりはつらい。

妊娠検査薬の陽性反応が出る数日前に、夫側の親戚で集まる機会がありました。

本来なら行きたくないのですが、そうも言ってられない状況でしたので、行きました。

 

夫の両親や兄弟、祖父母、叔父叔母、従姉妹などなど。

誰もわたしや夫に「子どもは?」なんて聞きません。

気を遣っている人もいれば、そんなこと考えもしない人も。

その点は問題なかったのですが、わたしがつらかったのはやっぱりその場に来ている子どもたちでした。

兄夫婦の子ども、わたしたちにとっては甥と姪、そして従姉妹の子ども(この子はわたしたちにとって何になるんだ?)。

元気に走り回ったり、泣いたり、くずったり、それはそれは賑やかでした。

夫の祖父母は久しぶりにひ孫に会えたのでとても嬉しそうで、それはわたしとしても微笑ましかったです。

 

でも、子どもの周りはやっぱり子どもの話題。

「最近○○ができるようになった。」

「この間、高熱が出て大変だった」

「今度保育園で運動会がある」

ママたちやばぁばたちはそんな話題で盛り上がります。

でもわたしはそこに入れない、むしろつらくて入りたくない。

一応不審に思われないように、話題に触れたりはしたけど、それも必要最低限。

赤ちゃんがママに笑いかけてる場面をみては、落ち込みました。

 

そして、極めつけは夫が子どもたちと全力で遊んでいる。

夫は子どもが大好きなので、本当にこれでもかというくらいの笑顔で子どもたちの相手をします。

その姿を見ながら、もしかしたら、夫は自分の子どもと遊ぶことはないかもしれない、なんてことを思ったりして、また落ち込みました。

そんな夫を見て義母は「○○(夫)は本当に子どもをあやすのがうまいね~」なんて言うから、ますます落ち込みました。

 

帰りに兄夫婦から途中まで一緒に帰ろうと言われましたが、わたしの気持ちが持ちそうになかったので、夫からやんわり断ってもらいました。

 

自分がこんな気持ちになるなんて、思わなかったし、不妊治療をしていない人から見たら何で??と思われるかもしれないけど、でも気持ちは気持ち。

湧き出てくる感情の表出をコントロールすることはできても、感情自体をなかったことにするなんて、できないですよね。

 

あの時の気持ちは多分一生忘れないと思います。