きのみきのまま

4歳の男の子のママ。子どもの食物アレルギーとアトピーをきっかけに食に関して学び始めました。

重ね煮との出会い

こんにちは、あみこです。

アトピー、卵アレルギーのある4歳の男の子のママです。

 

前回の記事でアトピー改善には油を避けることが重要である

と書かれた本を紹介しました。

 

kinomi-kinomama.hatenablog.com

 

 

この本を読んでなるべく自宅での食事は油を使わない調理を心がけようと決意!

 

が、油を使わない料理。

私にとってハードルが高かったです。

 

それまで揚げ物はそこまで多くはないにしても、

揚げ焼きや炒め物、煮物でさえも油を使って調理していました。

(永田先生の著書では、アトピー症状が軽度であれば

炒め煮は問題ないと書かれています。)

なので、油を使わずにどうやって日々のごはんを作ればいいのか…

 

 

途方に暮れていた時に出会ったのが

【重ね煮】

という調理法でした。

 

重ね煮とは、油や砂糖を使わずに食材を切って鍋に重ねて煮る、という方法です。

特徴的なのは、食材を鍋に重ねる順番です。

食材の性質を陰と陽に区別し、陰性のものから順に重ねていきます。

マクロビオテックや東洋医学に通じる考え方です。

 

例えば、動物性のものは陽性、植物性のものは陰性に属します。

植物性のものでも、根菜類は陽性、葉物野菜や果実野菜は陰性という様に分類します。

 

人間にとって、陰陽のバランスが取れた中庸の食事が体調を整えるために重要となり

重ね煮で中庸の食事を作ることができる、というものです。

 

難しいことは私もよくわからないのですが、

とにかく油を使わない、そして砂糖も使わない調理法!!

その時の私にとってはとても魅力的でした。

 

色々と調べたり、図書館で重ね煮のレシピ本を借りてきたり。

その中で重宝したものが、こちらの本でした。

 

たくさんのレシピが載っているので色々と作りました。

0~5歳と書かれているので、離乳食も対応しています。

中には油や砂糖を少量使うレシピも出てきますが、ごく一部。

肉じゃがや焼きそば、炒め物なども油を使わずに作れます。

 

が、しかしここで問題が。

息子はこの時2歳。あまりこってりしたものは、そもそも与えていませんでした。

私も息子のアトピーが良くなるなら!という思いで始めたので、苦にならず。

 

問題は、油っこいものが大好きな夫でした。

いきなりノンオイルのヘルシー、しかも薄味の料理に変わったので

まぁ、物足りないですよね。

だからといって、夫だけ別メニューを作る余裕はありません。笑

夫にも満足してもらえるよう、いろいろと試行錯誤。

でも、この油を使わない調理法、一番恩恵を受けているのは夫かもしれません。笑

 

この辺りはまた、油なしでも夫に満足してもらえる工夫と合わせて

後日書きたいと思います。

 

ちなみ、この重ね煮の調理法、我が家では魚介系はダメでした。

なぜか、魚介の匂いが強調されてしまって…

息子も食べてくれないし、夫は甲殻類アレルギー持ちのためかなり敏感で。

なので、魚介系の重ね煮は我が家では登場しません。

 

もう一冊同じ方が出版させている本。

こちらは息子の幼稚園が始まってお弁当を作らないといけなかったので

すぐに購入しました。

普段のごはん作りにも重宝しています。